hhhaoikのブログ

毎日のことを書きます

アイドルだって心だって風邪を引く

1.「躁鬱病の疑いがある」で終話

ちょうど一週間前に地元にある小さな町の診療医にかかった。精神科を構えた大きな大学病院には行けなかった。そんなおどろおどろしい所は苦手だから。

少し話を戻すと、僕はここ2週間すこぶる調子が悪かった。夜は眠れないし、朝は起きれないし。頭のてっぺんから爪先まで良くない症状が出ていた。顔面痛とか、下痢とか巻き爪とか。精神的な疲れも多かった。活力や欲望が湧いてこないのだ。出家するにはまだ早いというのに。

※くわしくは前回のエントリーを見ていただければ分かると思います。

2. よく分からない診療システムと解釈

彼女に連れられて渋々向かった地元のメンタル系診療所には話の分かりそうな女の人と、話の分からなそうな中年の男性医師がいた。基本的なシステムとして、まずは女の人と1対1の面談をする。ちなみに、この面談はいわゆる診察室といった雰囲気ではなく、応接間といった感じの場所で行われる。やたら精神世界に関する書籍や医学書が置かれていて、落ち着かなかった。

7,8年前まで遡った身の上話

とにかく女の人は話を聞くのが上手だった。カウンセリング担当なんだからそんな事は当然だろうと思っていたが、ここであえて言うのは、その後に出てくる人物の為だ。男性医師は完全にコミュ障だった。この話は後ほどするとして、女の人と話す限りはこうだ。

  • 貴方は燃え尽きと再燃を繰り返している
  • 高校時代の極度な不安症、妄想癖は、心のバランスの崩れによるもの
  • 過去、15歳,19歳の時期に躁鬱的な傾向が見られる
  • 躁鬱とは気分の急激なアップダウンが生じること

「躁鬱」に関する詳しい症状などは全く知らなかったので、正直不安を感じたけれど、話を聞いている内に除々に安心した。15歳、19歳の時に生じた精神的な乱れは確かにキツいものがあったけれど2〜3週間もすれば、いずれも、すんなりと治ったものだから。まぁそんなもんだろうと思った。

男性医師がよく分からなかった

父や母、自身の半生を一通り女の人に語った後に、続いて診察室に通された。よく分からなかったのはその後の引き継ぎだ。何故か先ほど語った内容と全く同様の話を、男性医師に対してさせられる。前の女の人は、メモを取ってそれをカルテに記載していたみたいだけれど(現に医師の持つカルテには先ほどの話の要旨がまとまっていた)、それが医師に対して全然伝わっていない。

読めば分かるカルテも彼には読めないらしい。話も通じない。気まずそうにして「あぁ」とか「そう」とか、場を繋ぐような相づちしか打たない。そんなこんなで、二度、三度、10分くらい同じ話を繰り返して、まるで予め決まっていたかのような告げ方で(1)可能性のある病名と(2)薬を処方する旨を告げられた。

3. とりあえず"躁鬱病っぽい"という事と、薬の処方

一通りざっと書き記してきたけど、何かあった時に読み返すには十分だと思う。さて話を続けると、中年医師が言うには「躁鬱病」の疑いがあるという事と、放っておいても仕方ないので薬を摂取するべき、との事だ。睡眠導入剤と、気分をリラックスさせ不安を抑制させる薬をもらった。抗うつ剤ではない。1週間ほど摂取しているが正直、効果はよく分からない。

  そもそも躁鬱病とは

躁鬱病とはザッとこんな感じ。知ってる人は知っている。完全に一致した。

躁うつ病は、躁(ハイ状態)とうつ(ロー状態)を繰り返す病気です。最近は「双極性障害」と呼ばれます。俗に言う、「気分が変わりやすい」「気まぐれ」程度のものとは全く違います。普通の人の感情の揺れが-1~+1くらいだとしたら、躁うつ病の感情の揺れの幅は、タイプや人にもよりますが、その数十倍以上にも換算されるでしょう。

 

4. 経過と原因

思い返せば4、5月は完全に躁状態だったとも言える。人生に希望しかなかったもの。希望と書いて"未来"だった。複数の職場や環境を移動し、役回りをコロコロ変えてた。夜3時に寝て朝7時に起きるのは普通だったし。思い返すと社畜過ぎて恥ずかしくて最悪だけど、とにかく凄かったと思う。疲れを知らないというか、何をしても疲れないし「あ〜俺仕事しかしたくないわ〜まじ仕事だけだわ〜」なんて言ってた。恐らく。みさわだった。

かつてないストレス

一通りやる事をやって、一旦落ち着いたのが6月の1週。気持ちを切り替えるべく、あれこれしても何も手がつかない。「あれ?これおかしいよね」とウスラ感じ始める。体調に不良が出る。ストレスやってくる。炎上が始まる。もう後は前回ブログに書いた通り。ゲームオーバーで病院に駆け込んだのが1週間前。

 

5. まとめと対応策とその後

まとめると。僕は躁鬱病になりかけているみたいです。薬飲んで何とかやり繰りしています。原因は 1.「躁状態に歯止めが効かなかった事」と 2.「転換期に強い心的負荷がかかった事」です。状況としては経過観察です。本を読んだり、映画を見たり、仕事量を減らしたり、家族とコミュニケーションを取ったりして回復の兆しを見せています。(昨日は突然調子が良くなって駅まで駆け出すくらい元気があった。)

対応策とその後

ひとまず気分のアップダウンに左右されないように気をつけます。平常心とはこの時の為に。最近『禅的生活』みたいなタイトルの本を読んだけど禅の精神とは今必要とされているもの。宮沢賢治の詩集に心を打たれている今日この頃。詳しい対応策は『All About』に載っていた。リクルート様々です。

最後に

映画『ツレが鬱になりまして』を見て、色々とダブらせたり、そんな雑でミーハーな事したくないなと思ったりもしていますが、概ねあの筋書き通りにいってもらいたいという希望。

関係者各位、ご迷惑お掛けしてすみません、見ていないかと思いますが一応。すみません、本当に。ちょっとズボラな時期が続きますが、出来る事からやっていきます。最後、文が荒れている事も合わせてお詫び申し上げます。